2015年4月から科研費の研究課題「デジタル金融包摂の進展と貧困層に対する影響:サブサハラアフリカとインドの事例」(基盤研究(C))が始まります。この研究課題では、サブサハラアフリカと南アジアで急速に進展しているデジタル金融包摂の現状を踏まえ、従来の金融包摂との相違を明らかにするとともに、デジタル金融の貧困削減に対する効果について研究することを目的としています。
今回の課題では、過去3回の科研費による研究活動で積み上げてきた開発金融の知見をさらに深め、その成果が海外の研究者との間で計画している共同研究につながるよう、取り組みたいと考えています。