このたび、インドネシアのブラウィジャヤ大学(Universitas Brawijaya)のAl Muizzuddin Fazaalloh博士の研究チームと共同研究を行いました。
研究課題は「インドネシアにおけるデジタル金融包摂と貧困削減」です。急速なデジタル化が進むインドネシア国内に焦点を当て、デジタル金融の普及が貧困削減に与える効果を詳細に分析した、非常に興味深い研究です。
本研究の成果は現在、学術誌に投稿中であり、公刊されて多くの皆様に読んでいただけることを心待ちにしております。今後も本研究を起点とし、さらなる国際共同研究の発展を目指したいと考えております。
神戸大学大学院国際協力研究科修士課程を修了したImam Aliさんとの共同研究「Effects of Financial Innovation on the Demand for Money: Evidence from Bangladesh」がこのたびアジア開発銀行発行の学術誌『Asian Development Review』に採択されました。
ここ数年は単著での執筆が続いておりましたが、久しぶりにチームで研究に取り組み、私にとって修了生との共著による初の公刊となります。採択に至るまで紆余曲折ありましたが、Aliさんのご尽力のおかげで良い結果を得ることができました。
本論文はバングラデシュで近年拡大しているデジタル金融が貨幣需要に対してどのような影響を与えるかについて分析しています。ご一読いただけますと幸いです。
このたびEconomies誌にて特別号“Digital Financial Inclusion, Remittance Inflows, and Poverty Reduction”のゲストエディターを務めることになりました。詳細は以下のウェブページに掲載されているとおりです。原稿の提出締切は2026年7月31日となっております。関心ある方は是非投稿してください。皆様からの投稿をお待ちしております。
ウェブページ:https://www.mdpi.com/journal/economies/special_issues/86N4AH3S27
アジア開発銀行主催の第4回Asian Economic Development Conferenceに参加するために、7月3日と4日、中国の北京大学を訪問し、神戸大学国際協力研究科の大学院生Ali Imamさんとの共同研究「Effects of Digital Finance on the Demand for Money: Evidence from Bangladesh」を報告しました。この会議には全部で20以上のセッションが設けられ、アジア新興国が直面する諸問題についての議論に参加することができ、大変有意義な2日間になりました。
2015年4月から科研費の研究課題「デジタル金融包摂の進展と貧困層に対する影響:サブサハラアフリカとインドの事例」(基盤研究(C))が始まります。この研究課題では、サブサハラアフリカと南アジアで急速に進展しているデジタル金融包摂の現状を踏まえ、従来の金融包摂との相違を明らかにするとともに、デジタル金融の貧困削減に対する効果について研究することを目的としています。
今回の課題では、過去3回の科研費による研究活動で積み上げてきた開発金融の知見をさらに深め、その成果が海外の研究者との間で計画している共同研究につながるよう、取り組みたいと考えています。